機材紹介

使用ギター紹介!SuhrのModern

2016/09/18

いつも使ってるギターについてもう少し書いてみます。

僕の使っているギターはSuhr Modernってやつです

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とにかく気にいってます。
最近はだんだん愛着が出来てきました。
一生メインで使っていく所存です。

黒いギターいいよね

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黒のメイプルトップでルックスが良い感じ。
黒でも黒すぎず、灰色すぎずちょうどいい。木目がみえるのもいいです。
無難な色なので飽きたりしないと思う。

24フレットギターで最高のやつ

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現在出回っている24フレットギターで僕的には最高のギターだと思います。
あまり24フレットまで使わないかもですが、あるのと無いのじゃあった方がいいよね。

弾きやすい

初めて弾いた時から、Awesome!ってなりました。
その前PRSを使っていたのですがそれよりも断然弾きやすく感じました。
とにかくストレスフリー。引っ掛かりを全く感じさせないです。

弾くのが難しい

弾きやすいけど弾きにくい。
弾きにくいというのはサウンド面の部分です。
繊細というかなんというか。
ニュアンスとか表現力の幅が広いように感じます。
そこら辺の適当なギターだと1から5だとして1から10表現出来る。
今まで出来た誤魔化しプレイが通用しなくなりました。
上手い人はより上手く、下手な人はより下手に聴こえるギターだと思います。

音が綺麗

とにかく音が綺麗。
僕は耳よくないのであまり音とかわかりませんがそう思います。
綺羅びやかな音色。
24フレに2ハムですが、どこかFenderのストラトに通ずるものがあるように感じる。

特徴がないのが特徴

つまるところ優等生的です。
僕は1本のギターで色んなサウンドをだしたいのでこれは凄く魅力的です。
色んなジャンルに対応出来ます。

例えばGibsonのレスポールでFenderのストラトっぽい音は出せなく、
逆にFenderのストラトでGibsonのレスポールっぽい音は出せないですが、
Suhrのギターはレスポールっぽい音も出せるし、ストラトっぽい音も出せます。

音は低音から高音までフラットで整ってると思います。
アンプのHighとかBassとか弄らなくてもいい感じです。
自分の作りたい音に合わせて音を変えやすいのではないかな。

特徴が無いのは良いですが、デメリットもあります。
1つは個性がない事。
個性を表現しようとしたら弾き方とか音作りとか技術が要るので難しいですね。

もう一つはソロとかでは物足りない。
整いすぎてもう少し暴れて欲しいかなって思うことがあります。
どちらかって言えばバッキングとか裏方向きのギターだと思います。
その分曲とかには馴染みやすいと思う。


Suhrというギターブランド

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ブランドSuhrについてみていきます。
読みは「サー」です。英語のスペルは4文字と短いですがなんだか覚えづらくないですか?

正式名称はJS Technologies Inc(略称:JST)

John Suhr

創始者はJohn Suhrという人物です。
名前からそのままブランド名が付けられてるんですね。
カスタム系のギターはこのパターン多いらしいです。

設立は1997年と最近に出来たブランドです。設立から経っていませんが評判がよく、大きなブランドではありませんが人気があります。
アメリカのカルフォルニアで作られています。

何故か本国アメリカでよりも日本での知名度のが高い気がします。

John Suhrは元々FenderのCustom Shopのマスタービルダーってのをやってた人みたいです。(多分Fenderの高いギターを作ってた人)
これでどこかFenderライクなサウンドなのかな。

作りの良いギター

とにかく作りがいいと言われています。
FenderとかGibsonとかアメリカのギターのギターは作りが大雑把とか言われたりする事がありますがSuhrは拘って丁寧に作られています。
木材も拘っていて良質で基準を満たしたのみ使っているようです。

僕は作りについては使っていてもよくわからないです。
Gibsonとかと対して変わらないようにみえちゃいます。

エレキギターは安いギターも高いギターも音はたいして変わらなくて、値段の違いが一番現れるのが作りみたいなので気にする人は気にするかもですね。

非常に安定していて創業してから現在に至るまで殆ど同じ品質の物が供給されています。

ネックに対する拘りが半端ない

Suhrのネックは凄く手に馴染みます。

木を切ってから乾燥。
ロッドと指板を貼ってから乾燥。
加工後に乾燥。
と非常に手間がかけられています。
そのため反りに強いです。
僕の使ってるのも滅多な事じゃ反らないです。

ネックは機械で数値化されて精密に作られてるみたいなので、同じタイプのネックだったら寸分違わない握り心地なのかも。

ネックに関しては他社の追随を許さないのではないでしょうか。

ラインナップ豊富

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僕の使ってるのはモダンですが他にも様々なタイプのギターがリリースされています。
・Modern
・Standard
・Classic
・Antique
などがあります。

形は固定だけど自分好みの仕様にオーダー出来る

Proシリーズ等固定スペックのものも多いですがSuhrはカスタムできます。
ボディのカラーとかの見た目や木材やネックシェイプ等が選べます。
スペックはどれを選んでもわりかしSuhrっぽい音がする気がする。

高級なギターのイメージがあるけどそんな事ないかも?

ハイエンドギターとかコンポーネントギターとか呼ばれています。
Suhrって置いている楽器屋は少ないですよね。
見かけた時50~70万ぐらいで売ってました。正気か?中古車が買える値段ですね。
Suhrに限らずですがこういった流通の少ないアメリカ等の海外製のギターは日本ではぼったくって売ってます。
これは海外の楽器屋で売られてるものを日本の楽器屋が買って売ってるからみたいです。その時に平気で10万とか20万上乗せするみたい。
で、値段が高くて高級なイメージがついたんじゃないかな。
海外の正規ディーラーを通して買った方が比較的安く買えます。
英語が出来なくても何とかなるよ。
Satinとか安めのモデルは10万円代後半で買えたりします。

でも何だかんだ結構高いかもしれませんね。
もう1本Suhr欲しいなって思ったりもしたけど、何十万もして買えないし買ってとしてもサブなのであまり使わないし贅沢。
よく出来ているギターなのでコスパは妥当なのかもですが、他に安くていいギターがあるかもです。

ギターに限らず何から何までハイクオリティー

Suhrはギターじゃなくベースもあります。
その他にも、ピックアップやエフェクター、アンプなどなど、ギターに関係するものが色々出されてます。
凄いのがどれもがクオリティ高いってこと。

エフェクターだとSuhr Riotなんかが有名ですね。
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紫色の外観でディストーション系のペダルです。
サウンド結構好みな感じ。

仕様有名ギタリスト

といえばGuthrie Govan!(ガスリー・ゴーヴァン)
Guthrie

ガスリーはギター変態的に巧すぎる。
現代の有名ギタリストです。
僕が知ってる中では1番上手いと感じます。

現在は商業的な事情で契約をCharvelに変えてSuhrは使ってないっぽいです。
Suhrにも以前はシグネイチャーモデルが出てたけどなくなったのかな。

他にも使用アーティストにスコット・ヘンダーソン、レブ・ビーチ、マイケル・ランドウとかのギタリストがいます。


最後に

思ったより長くなった。
今使っているのはギターについてよくわかってない時にカナダで衝動的に買ったものですが、巡りあえて良かったなって思える1本です。
もうだいぶ使ってますが不満が全然ないです。
指板とか黒くなって使用感が出てきたかな。
重量も軽くて取り回しが楽です。

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