ギタースタンドは大きく分けて3種類です。
床に置く普通のギタースタンド、ハンガータイプ、複数立て掛けられるタイプ。
どれが良いかは環境によって左右されます。
例えば僕の場合だと普通のスタンドと壁掛けを併用しています。
普通のギタースタンド
一番使われているギタースタンドが床に置くタイプ。
ギタースタンドにも色々種類がありますがとりあえず迷ったらこのタイプを選ぶべし。
特にギター初心者やギターを1本しか持っていない人はこれで十分です。
メリットは、移動させられるのでいつも座っている椅子の近くに置いておけます。
ギターとの距離が近くなるのが強み。
安いのだと500~800円ぐらいあれば買えます。
コンパクトタイプは微妙
床置きギタースタンドでも支えがネックまで無いものはおすすめしません。
理由は安定感の無さ。
基本的にどの商品を選んでも安定感にかけます。
日本は地震大国なので強い地震があったときに間違いなく倒れます。
構造的にボディのみで支えていてバランスが悪く仕方ないです。
更に床に触れる部分が3点だと倒れやすいため4点支持になっているものも多いですがこれもガタつきが起こりやすいので微妙な点です。
このタイプの利点は普通のギタースタンドよりややコンパクトな事ぐらいです。
コンパクトさを求めるなら後述のギターハンガーを選んだ方が良いです。
あと強いて言うならボディのみで支えるタイプな為ネックに負担が掛からない事です。
とはいえ海外に住んでいたりと地震の心配が無い環境にいるのならこのスタンドでも全然良いです。
あとはヘッドレスなどそもそも小さかったり軽かったりするギターとは相性が良いです。
ギターハンガー
壁掛けタイプです。
場所を取らないのと見栄え的にも優れています。
もれなく壁に穴を開けて設置するのでギターハンガーが使えるかは環境に依存します。
賃貸だと難しい場面が多いかもしれません。
一応金網など使って工夫すれば壁に穴開けずに設置できるので気力ある人はやってみるのも良いかも。設置難易度はその分あがります。
ギターハンガーのメリット
変形ギターに対応できる
ボディに支えがなくネックのみで支える為どんな変形ギターでも使えるというのが利点です。
だだ最近流行りのヘッドレスギターは使えないのでそこは注意。
ネックが反りにくい
ネックに対して変な力が掛からないためギターのネック反りが気になる人にはベストです。
なんなら重量に対して垂直に引っ張られるため反り防止にも良いかもしれません。
とはいえ普通のギタースタンドも殆ど力かかっていないのでほんの微々たる差です。
ギターハンガーのデメリット
ヘッド形状を選ぶ
先に挙げましたがヘッドレスギターは支えとなるヘッドの部分が無いため使えません。
あとヘッドがあっても細身な形だったりすると相性は良くないです。
僕の例で挙げるとESPのSnapperがヘッドが細身でハンガーに雑にかけると通り抜けてしまいます。
あと位置によってはロックペグが干渉したりするのでそこも注意。
僕は6弦のロック部分が当たって6弦が外れた事があります。
取り回しのよさは普通のスタンドに劣る
普通のスタンドだったら椅子のすぐ近くに置けますが、ギターハンガーは性質上どうしても壁に寄るので距離ができます。
なのでサッとすぐ弾きたい時にワンテンポ遅れます。
この差に注目する人は少ないですが僕的にはかなり大事なポイントです。
考えて取り付ける場所を選んだ方がいい
ギターハンガーを取り付ける際は硬い壁に取り付けたほうがいいです。
というのも以前僕は何も考えず取り付けたら壁が薄かったらしく緩くなって落ちてきました。
アコギだと軽いから大丈夫そうですが、エレキだと以外と重いんでそれなりに強度必要です。
壁が柔らかい場合は壁に木の板を取り付けてからつけると上手くいきます。
複数用ラックタイプ
ギターを複数本持っている人におすすめ。
エレキだけで3本、アコギだけで3本とか持っている人は拡張性も考えてこのタイプがおすすめです。
意外と場所とるので1,2本しかギター使っていない場合は過剰です。
プロとかだとレコーディングやライブで複数本必要な事も多いのでラックタイプの使用率が高いです。
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