Strandbergには色々種類があるけどどれを選べばいいのか、おすすめを紹介。

エレキギター

ヘッドレスギターで有名なStrandberg。
ラインナップ豊富で色々あります。
・Boden Standard
・Boden Classic
・Boden Fusion
・Boden Metal
・Boden Prog
・Boden Oliginal
・Salen
・Boden True Temperament
・Boden 6 Neck-Thru
・Boden J Standard
・Boden J Custom
etc….

種類が多いので詳しくは割愛します。

で、Strandbergのギターのおすすめ機種は何かと言うと
USA製Custom shopのBodenかOSシリーズの1stロッドか2ndロッドになります。
はい。どちらも廃盤で買うとしたら中古になるでしょう。
しかも流通も少ないのでタイミングが合わないと手に入れるのが難しいかもしれません。

USA製Custom ShopのBoden

USA製はWashBurnの工場で作られていたようです。
現在だと見掛けるの自体稀だと思います。Strandbergの中で最上位クラスのものが欲しい人におすすめの機種です。
本家Sweden Custom shopは現在生産終了している事に加えてプレミア価格がついて高額で市場に出回っているのでUSA製の方がおすすめです。安く買えれば30~40万ぐらいだと思います。
しかも本家よりUSA製の方が作り良いと言われています。
オーダー製だったので色々な仕様のものが出回っています。
ロゴが本家と同じでBodenとしか書いてないので知っている人じゃないと見分けるのが困難。ボルトの数やバックパネルで判断します。

Boden OSシリーズ

韓国製のモデルがOSです。
今に至るヘッドレスやファンフレットの人気を形成したモデルになります。
冒頭で1stロッドと2ndロッドがおすすめと言ったのは発売初期なのもあってクオリティーが高いからです。
ただ見分けようがないので買ったOSが初期だったらラッキーぐらいに考えた方がいいです。
OSは作りが良くて中古相場も15~20万で買えるぐらいで他機種に比べ安いので狙い目だと思います。

OSの種類、スペック

Boden OS 6
Boden OS 7
Boden OS 8
と6弦、7弦、8弦取り揃えていて、
スペックは固定でフレイムメイプルトップに中が肉抜きされているスワンプアッシュです。
ヘッドレスなのも相まって重量2kg以下だったりします。
ネックは5Pでカーボン補強がされていて、更にはバーズアイが使われてたりします。
他にもアーティストシグネチャーモデルがあり、CL、Pliniといった機種があります。

現行モデルについて

中古のものをおすすめしましたが現行品も全然ありです。
古いモデルの方がスペックも作りの良さも音も良い傾向にあるのですが、古いモデルの方が故障しやすいです。
これにはそもそもBodenの構造的欠陥が関連しています。
代表的なのがヘッド割れで、弦を止める六角ナットを締めすぎるとネックに亀裂が入ったりするものです。他にもブリッジ周りの問題だったり色々難点があります。
現行はその辺解消されているみたいなのでトラブルを避けたいんだったら新しい方が良いです。
あとはStrandbergは故障が多いのをわかっているのか保証が手厚いのが良いです。直してくれたり交換してくれたりします。

現行はNXシリーズ

現在はNXシリーズのみが展開されています。
アジア製のものをNXシリーズと呼ぶようです。
主にインドネシアと中国で生産されています。
ラインナップは
・Boden Essential
・Boden Original
・Boden Standard
・Boden Prog
・Boden Classic
・Boden Metal
・Boden Fusion
・Salen
・J Artisan(J-custom)

アーティストモデルは
・Boden Fusion NX6 Alex Machacek
・Boden Standard NX6 Sarah Longfield
・Boden JC Djesse
・Salen APS monochrom
があります。

その他モデルの紹介

Boden Swidish(Sweden custom shop)

ここが本家。ただ現在は受注していません
中古やショップオーダー物も元々生産本数が少ないので市場に出回る事は稀。
希少性の高さゆえか100万以上で出回っていたりします。
派手な木目を使ったものが多いです。

元々Sweden custom shopは納期に半年以上掛かるのがデフォルトで値段も80万ぐらいとべらぼうに高かったギターです。
ちなみにこのモデルに限らずStrandbergのギターは創始者のOla Strandberg (オラ・ストランドバーグ)が高額なデザイン料を取っていて値段の半分以上取られていると言われています。なのでStrandbergのギターは割高な傾向があります。
カスタムオーダー制なのでなので自分の好きな木材やカラーにしたりとカスタムする事が出来ました。

Boden OS

日本でstarandbergが流行し始めたモデルです。
発売される前から注目されていて、発売されてからも売り切れていて、ギター界隈では爆発的人気だったモデル。
定価が発売当初18万とスペックの割に値段が抑えられていてコストパフォーマンスが良いと言われていました。
またOSは韓国製造なのですが造りが良かったらしいです。
韓国の人件費が上がって残念ながら現在は生産終了となってしまいました。

Boden Original

OS後継の一番人気のモデルです。
韓国の人件費が上がった事により生産拠点がインドネシアに移されました。
価格はOSより値上げされて大体25~30万の間で販売されています。
実質OSのダウングレード版なのに値段が上げられたのは謎です。
スペックはOSと一緒です。トレモロ版もありますが構造に欠陥があるためおすすめしません。使用してるとスタッドがズレてオクターブが合わなくなります。
Originalに限らず出る症状ですのでトレモロ版を買う場合は注意してください。
インドネシア製ですが作りの評判は良いです。
日本製のJ-Seriesと殆ど差がないらしい。
現行Bodenを買う時は派手な木目を求めるのでなければOriginalを選ぶ方が良いと思います。

Boden J-series

安心の日本製。制作がダイナ楽器です。ダイナ楽器はFender Japanを作っていたとこです。
如何せんJ-seriesは値段が高すぎる。割高感は否めないです。
J-seriesにはj-StandardとJ-Customの2種類あります。
作っているところは一緒ですが、木材等が違います。
バンドリの朝日六花やLEDAのシグネチャーもでてます。

J-Standard

スペックは固定でボディーがバスウッドでトップに化粧板でキルトメイプルやエキゾチック材が貼られています。
化粧板は安いギターによく使われていて40万超える高級ギターに使われるのは意外でした。
とはいえ音が良ければ気にしなくてもいいかもしれません。

J-Custom

現行でオーダー出来る唯一のモデル。
楽器屋とかがオーダーかけてます。個人オーダーはしてくれるか不明。
希少材など使ったものもあります。

Boden Classic

Strandberg版ストラトキャスター?みたいなギター。
メイプルトップなどで派手な見た目が多い中ソリッドカラーでトラディショナルなスタイルを取り入れたのがClassic。
ピックガードまで付いています。
生産国は中国です。15万ぐらいで買えるのでBodenの中で一番リーゾナブルです。

Salen Classic

テレキャスターを模したモデル。
色によって木材等が違ったりします。

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