ESP系のギターはGlassRootsのSG、EdwardsのHorizon、ESPのSnapperと制覇しました。
更にはE-IIもあります。
どれも何年か使ったのでその所感を含めてESP系列のギターについての個人的評価を書こうと思います。
ESP系ギターはどうなのか
結論、新品で買うならおすすめしない。
中古で買うならおすすめ。
中古でおすすめな理由
例えばFenderやGibsonなどは中古でも値段があまり落ちないですがESP系のギターは新品の価格と中古の価格での値段の剥離が大きいです。
ESP系のギターはモデルの種類が多く不人気モデルなんかはびっくりするぐらい安く買えたりします。
中古の相場がわりと適正な値段なように思います。
GrassRoots
安くてESPと同じデザインがかっこいいギターです。
自分の使っていたSGはギター始めた頃から6年ぐらい使いましたが弾きやすくて好印象でした。
ピックアップは良いギターと比較すると音は劣りますが安ギターよりは全然よかったです。ピックアップを変えずに使っていましたが変えるといい音するのかもしれません。
最初、1弦だけよく切れたので紙やすりでブリッジを調整しました。それ以降は特に不具合もなく使えていました。
GrassRootsは入門的位置づけですがそんなに安くありません。
ただピッチなども安定していて一般的な入門ギターより品質はいいと思います。
変形ギター等は安い価格帯では中々見つからないので変形ギターが好きな人にはGrassRootsはおすすめかも。
Edwards
一言で言えばそれなりのギターに高級パーツを載せたギター。
この辺であればレコーディングとかにも使えるかと思います。
自分の使っていたHorizonもフロイドローズにセイモアダンカンと文句なしでした。
Edwardsってそこそこ良いと思うのですが価格帯が10万円付近でその辺りは激戦区で他ブランドと比較されて酷評されがちです。
調べてみたところ時期によって工場が違ったりして品質が違うようです。最近のEdwardは評価が高いらしいです。
ESP
最高グレードで値段もギター業界でトップクラスに高いです。
だからギターの質もトップクラスに高いかと言われればそうでもないのが実情です。
作りはかなり丁寧で、時間を掛けて作ってはいると思うのですが技術力はそうでもない感じがあります。
悪い言い方をするとESP専門学校の卒業生の就職先の受け皿になっている影響があるかと思います。
1からオーダーできるようになっているので当たり外れなどのバラつきもそれなりにあると思います。
ただ有名なところでフルオリジナルでオーダー出来るのはESPぐらいだと思うので、自分だけのギターが欲しいという場合にはおすすめかもしれません。
音について自分のSnapperで比較すると
Fujigen Expert OS<ESP Snapper<Ibanez AZ
ってのが感想です。
ストラト系の音が欲しいと思ったときにSnapper使おうと思っていたのですがSuhr Modernの方が圧倒的にストラトの音がするので出番がなくてハードケースの中に眠ったままになっています。
E-II
E-IIについては新品価格がそんなに高くなくて個人的にかなりおすすめです。コスパ高めだと思います。
ESP系のギターがかっこよくて欲しいという場合E-IIを一番おすすめしたいです。
ESPと比べられていますがESPとはまた別のギターかと思います。
フレットのエッジ処理だったりはESPの方が更に丁寧にされているように思いますがE-IIの方が鳴るように作られているように思います。
モデルやスペックを絞っているので品質も安定しているかと思います。
最後に
ESP系のギターはなんといってもかっこいいと思います。
自分はかっこいいと思って買ったギターがESP系だったというパターンです。
FRX系のギターなんかは他ブランドじゃ絶対買えないのでそういったギターが欲しい場合はESP系一択になると思います。