ギターを買う時新品を選ぶべきかそれとも中古が良いのか悩みませんか?
僕は新品で買ったギターも中古で買ったギターも使い続けていますがそれぞれに良いとこ悪いとこがあります。
結論としてギターを買うとしてどちらかをおすすめするとしたら僕は中古のギターをおすすめします。
中古は一般的に誰かが使って汚れたり消耗したりしていて普通に考えたら新品の方が良いと思いますがことギターにおいてはそうとも言い切れません。
ギター業界では使い古されたボロボロのギターが「ビンテージ」とか言われて持て囃されていたりします。
この記事では、新品と中古のギター、それぞれのメリットとデメリットを詳しく掘り下げ、あなたが自分に最適なギターを見つけるための手助けを出来たらと思います。
新品ギターのメリットとデメリット
新品はきらびやかで綺麗で魅力的。
先におすすめするなら中古と言いましたが本当にケースバイケースで新品の方が良かったりします。
特に最近のギターを選ぶ際は新品の方が良いです。理由は新品と中古であまり値段が変わらなく中古によるメリットが殆ど無いからです。
メリット:保証の有無、最新技術の活用、カスタマイズの容易さなど
まず新品は綺麗です。キズとか気になるなら新品一択です。
中古だとフレットの摩耗や弾き傷、ぶつけて出来た打痕などあるケースが多いです。そういったものは勿論無い方が良いですよね。
次に最近のギターの方が技術は上がっている点です。
昔は手作業でされていた工程がどんどん機械化されていっています。
人より機械の方が誤差が少ないのでより精度の高いギターが出来ています。
特に安いギターから中堅クラスのギターが良くなっています。
精度が高くなった影響か弾きやすいギターが多い印象です。
最新モデルを買う場合も新品になるかと思います。ギターにもトレンドがあり最新のも魅力的なものが多いです。新しいとそもそも中古で出回っていなかったりします。
あと新品のほうが使っていると愛着が湧きます。1から育てていってる感じが良いです。
特に弾き傷なんかは自分がどれだけ練習したかギターが語ってくれます。
デメリット:価格、価値の減少など
1番のデメリットは新品だから良い物とは限らない点です。
むしろ中古では悪い個体はどんどん脱落していってるので中古の方が良いなんてことも。
ギターは「木」で出来ています。なので環境による変化が大きいです。
影響を受けやすいのがネック。新品は乾燥が進んでなくてネックが反りやすい事も多いです。
ネックが反ると弦高が上がって弾きにくくなったり逆に低すぎて音が鳴らなくなったりします。
あとは買うギターにもよりますが買う時と売る時で値段が剥離するケースが多いです。
僕の場合でいうとPRSのCustom24を新品30万で買って3ヶ月しか使わなかったのですが売るときは20万になりました。
もしリセールを考えるなら中古の方が損しないです。
中古ギターのメリットとデメリット
メリット:コストパフォーマンス、独特のエイジングや歴史、希少モデルの入手可能性など
メリットは経年変化で安定している点です。
いくら加工技術が上がってもギターは木で出来ています。時間が経つほど木材の狂いが少なくなります。
また古いギターは経年による乾燥やエイジングなどの影響で良い音する個体が多いです。これがビンテージギターが持て囃されている理由でしょうか。人によってはギターは古ければ古いほど良いなんて言う人もいます。
デメリット:隠れた損傷のリスク、保証の欠如、使用感など
見極められる知識が必要になるのがデメリット。
特にネックの反りやフレットには注意が必要です。
新品には大ハズレがありませんが中古には大ハズレがあります。
どちらを選ぶべきか:状況に応じた選択
初心者向けのアドバイス
初心者は新品の方が圧倒的におすすめです。
中古には知識が必要だったり、そもそも手を加える前提だったりするのでおすすめしません。
経験者ギタリスト向けのアドバイス
新品か中古か結局は欲しいギターに合わせて決めるのが良いです。