鳥取観光スポット、砂の美術館に行ってきた
鳥取で有名なものと言えば砂丘ですが、
道路を挟んで隣に、砂の美術館という観光場所がありました。
名前の通り、砂を使って芸術を表現したものが展示されている美術館です。
サンドアート(sand art)と言って
砂を使って芸術を表現したものです。
海に行って、浜辺で砂のお城を作って遊んだりした事のある人も多いと思います。あれの本気バージョンみたいな感じです。
展示されている作品は毎年変わっているようで、
扱われている作品の内容は国の歴史で、
年によって扱われている国が変わっています。
僕が見に行った時(2014年)のテーマはロシアでした。
テーマの名前は
砂で世界旅行・ロシア編
~大国の歴史と芸術の都を訪ねて~
でした。
展示されていた作品
・氷河に眠るマンモス
美術館の入り口入ってすぐにこの作品が目に映りました。
大きな作品でインパクトがあります。
ロシアの永久氷土からは小売に閉じ込められたマンモスが発見されることがよくあるそうです。
・リューリク ~建国のヒーロー~
リューリクという人物はキエフ大公国をつくったそうです。建国伝説の1つらしい。
・キリスト教の受容
洗礼のシーンです。
アーメン!
・豊かな民族性
ロシアはスラブ系民族系のロシア人、非スラブ民族系のタタール人、ウクライナ人など他民族国家みたいです。
マトリョーシカ(・ω・)
ロシアといえばこれですよね。
おみやげにマトリョーシカ売ってあったんですが、一個5千円とかしてました。高い(∵)
・タタールのくびき(モンゴル人支配の時代)
アジアンフェイス。
ロシアにもアジア人がいるんですね。
13世紀にルーシというところがモンゴル人に支配されていたみたいです。
・コサックの力
コサックとは、15世紀から16世紀頃に、落ちぶれた貴族や、農奴制を逃れた農民によって形成された軍事的集団の事を呼ぶみたいです。
ドヤ顔しているようにみえました( ・´ー・`)
・ピョートル大帝と西欧化
ピョートル大帝は、オランダやイギリスに使節団を派遣する際、自らも混じって参加していたそうです。
砂袋や絨毯?のような小道具が凄くリアルに感じました。
・エカテリーナⅡ世とロマノフ王朝
・エカテリーナ宮殿
・クレムリンとワシリー大聖堂
美術館の一番奥にあって、一番大きな作品です。
右、左、上で作者が違います。
上の部分。
人が描かれた作品が多いのですが、僕はこういう建築物に惹かれました。
素直に凄いなって思います。
・ロシアイコン
イコンとは、イエス・キリストや聖人、天使、聖書の内容などを描いた絵の事を呼ぶみたいです。
下がプールで周りが砂です。
絵は有名なものみたいです。
・ロシアの音楽-チャイコフスキーとバレエ-
作曲家チャイコフスキーは、「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」など有名なバレエ作品の音楽を手がけています。
・ロシアの文学-トルストイと作品「戦争と平和」-
トルストイはドストエフスキーやツルゲーネフと並ぶ、ロシア文学を代表する作家のようです。
この作品は著書「戦争と平和」の一場面で、モスクワ大火による混乱の中、街を離れる人々の様子を表現しています。
・ナポレオンの撤退
ナポレオンはロシア遠征で一度はモスクワを占領するものの、冬将軍が来たりロシア軍の攻撃されたりしてパリへ戻ったそうです。
・モスクワの地下鉄を彩る彫刻
しっかりiPhoneで顔認識されました(・∀・)
・ロシアの大自然
マンモスの裏側にある作品。
ソリを引いている動物はトナカイです。
角短いんですね。
シベリアにはツンドラが広がっていて、シベリアオオカミ、トナカイ、オオワシなどが生息しています。
・シベリア鉄道と極東の都ウラジオストク
チェリャビンスク駅からウラジオストク駅を結ぶシベリア鉄道。
遠近法で立体感が凄い作品です。
・ソビエト連邦時代
国旗のデザインは、交わる鎌と金槌で、農民と労働者を意味していて、その上にある五芒星で五大陸の労働者の団結を表しているようです。
・ロシアの科学技術-宇宙開発-
人物が凄いです。
本人にかなり似ているみたいです。
・ロシア・アバンギャルド
入り口はいってすぐにある作品。
ロシア・アバンギャルドとは、20世紀初頭に誕生し、ロシア革命以降に発展をする芸術運動全般の事を呼ぶみたいです。
・ロシアの民族-おおきなかぶ-
屋外にある作品。
この作品を作った人がこの砂の美術館をプロデュースした人みたいです。
展望台から砂丘が見えました。
椅子や机があったので、座ってゆっくりしていました。